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パズル Ⅱ
第16章 間宮さん
思わず口を押さえて目を瞬かせ、間宮さんを見る。

気まずそうに目を逸らす間宮さんは、深い溜息をついた。

「本当に、ごめん…魔が差して…」

魔って…かわいい女の子なら兎も角!と、そこまで考えて、ある可能性に思い至る。

「間宮さん…」

「俺…ゲイなんだ…会社でカミングアウトはしてないけど…幸村くん、すごい好みのタイプで…」

やっぱりかぁ‼︎

「でも、別に、今日襲うつもりで誘ったんじゃないんだ。それだけは、本当、信じて欲しい…」

うん、多分…そうだとしたら、もうちょい下心が滲むかな…誘われた時点で、身の危険を感じるかも。

「やっぱり…気持ち、悪いよね…」

気持ち悪いというか、ただ驚いてます。身近にそういう人が居なかったし…
俺、ノーマルだし…と言いかけて、その言葉を飲み込んだ。

俺が、ノーマル(正常)だと宣言することは、目の前の間宮さんをアブノーマル(異常)だと断定することだ。

そもそもノーマルって何だ。

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