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パズル Ⅱ
第5章 真紀
勝手知ったる真紀の部屋。
鍵も持ってる。
ウチが実家だから、ヤるのは専らこの部屋だった。たまにラブホも行くけど、真紀はホテルがあんまり好きじゃないみたい。学生のバイト代じゃシティホテルなんて滅多に行けないし。
シティホテル行ったところでスタンダードの部屋なんて狭くてさして居心地良くもない。水周りもラブホのが快適なくらいだし。
来る途中コンビニで買ったケーキとジュースを冷蔵庫に入れる。
真紀はシーツを替えていた。
「別に終わってからでもいいのに。どうせ汚れるっしょ。真紀の匂いなら気になんないし。」
勝手に出した麦茶を飲みながら言った俺に、真紀が
「この辺はオンナとして譲れないポイントなんだよね」
「そんなもんか。シャワーどうする?俺は終わってからかなー」
「シャワー浴びないならクチではしないからね」
「ん〜」
色気もムードもあったもんじゃない。最近デートらしいデートもしてないし、恋人ってよりセフレだな、こりゃ。と、付き合い方を反省する。
鍵も持ってる。
ウチが実家だから、ヤるのは専らこの部屋だった。たまにラブホも行くけど、真紀はホテルがあんまり好きじゃないみたい。学生のバイト代じゃシティホテルなんて滅多に行けないし。
シティホテル行ったところでスタンダードの部屋なんて狭くてさして居心地良くもない。水周りもラブホのが快適なくらいだし。
来る途中コンビニで買ったケーキとジュースを冷蔵庫に入れる。
真紀はシーツを替えていた。
「別に終わってからでもいいのに。どうせ汚れるっしょ。真紀の匂いなら気になんないし。」
勝手に出した麦茶を飲みながら言った俺に、真紀が
「この辺はオンナとして譲れないポイントなんだよね」
「そんなもんか。シャワーどうする?俺は終わってからかなー」
「シャワー浴びないならクチではしないからね」
「ん〜」
色気もムードもあったもんじゃない。最近デートらしいデートもしてないし、恋人ってよりセフレだな、こりゃ。と、付き合い方を反省する。