この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第10章 ライン
ヒトより早いとか遅いとかより、好きなヒトとがいい。
全部バラして他のコに遅いってバカにされるのもヤだし、逆に早いって根掘り葉掘り聞かれるのもイヤ。
正直に話したって他のコも正直に話してくれてるとも限らない。
別に秘密主義ってワケでもないけど、仲のいい友達でも、何でもかんでも筒抜けじゃなくても、イイ、と私は思う。

「玲奈ちゃんは彼氏いるよね?」

「ん~、でも小学校からの腐れ縁だしねぇ?ま、いないよりはいたほうがいいかな~て感じ。糟谷くんのが何倍もカッコいいしね」

出た、糟谷くん。近くのK大附属の3年生でバスケ部のエースなんだそうだ。玲奈ちゃんのイチ押し。

…私は…バスケもサッカーも野球も、今イチ興味ない。
ルールもよく分かんないから、どっちが勝ってるのかすらスコアボードでしか判断できない。

玲奈ちゃんの携帯は放課後通って撮った糟谷くんの写真でいっぱいで、ちょっと彼氏がかわいそう。
ま、芸能人みたいなもん、かな?
/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ