この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第10章 それだけの関係

持っていた鞄を手渡す。

彼は受け取ったそれを後部座席に置いた。


「…水に流すという約束だったしね。第一に、仕事に対して私的な感情は持ち込まないわ」

「流石ですね」

「君の説明は本当に上手だったから」

「それほど褒めていただけるなら、これからも同行したいです。──…それに…先輩の意外な一面も見れますからね」

「…?」


発車した車。

私はペットボトルのお茶を口に含んでから、ちょうど車が駐車場を出たところで問いかけた。


「何のこと?」

「──…いえ。てっきり先輩は子供が嫌いかと思っていたので」

「子供が?何故?」

「単なるイメージですが。あの男の子に笑いかける先輩の目が…いつになく穏やかで」

「……」

「…羨ましいなと」

「何言ってるのよ」


/414ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ