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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第18章 独占欲
彼の背中に爪を立てて、私はしがみついた。
もうイキそうだった。
息を乱す葉川くんの腰は、私をさらに高めようと猛々しさを増す。
ソファーが揺れに合わせてガタガタと後退して、後ろの壁に押し付けられて
「アっアっ、あ…!!」
跳ねようとする腰は彼の両手で押さえられているから逃げ場がない。
内へ内へと込み上げる快楽が、そのまま私を絶頂の淵へ。
「…ハァ、ハァ、…ッ─季里さん」
お互いの下半身が打ち付けられて、水音を纏った高音が律動に合わせて響く中──
私のあえぎ声も、葉川くんが吐く息も、途切れ途切れになっていく。
「…僕とっ…一緒に…! ハァ、イってください…!!」
「‥アっ‥あ!…あ!」
「ぅ……!!」
ドクっ─‥
一緒に、同時に……
でもほんの僅かだが、私のほうが早かった。
私のナカが絶頂の余韻で彼のモノにしがみついて、その締め付けが彼の淫欲を解放させたみたい。