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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第6章 後輩くんの挑戦状

ザーーー…
...キュッ
「──…ハァ」
そんなことより、まずは自己嫌悪…。
反省しなきゃね。
“ 取り返しのつかないことをしたかも ”
バスルームに入った私は髪を濡らさないようにシャワーの湯を身体に浴びて、ひととおり汗を洗い流した。
蛇口を捻って湯を止めると、ポタポタと落ちる水音と一緒に私の溜め息が反響する。
はっきりとした後悔がこの時、私の頭を巡っていた。
“ 葉川くんの誘いにのってしまうなんて ”
軽率だ。軽率すぎる。
同じ職場なのに、しかも、後輩の男の子なのに。
出会い系サイトで知り合ったどこぞの男相手のほうが、後腐れなくてマシだろう。
こんなことになって、これから毎日どう接したらいいの?

