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ロッカールーム
第6章 1日目アフター ♀
「お、気づいたか。

そういえば、お友達、[ひな]も帰ったよ。」

アタシはカバーをつけたままのソファーに寝かされていた。

テーブルには手当ての入っているであろう茶封筒が置かれている。

男は何事もなかったかのようにカチッとスーツを着て、タブレットを弄っていた。

「あ、あ…」

「明日は開店からいて欲しいから9時半に来てくれ。いいな。」

「あ、は、はい。」

「今なら他の娘に会わないから、さっさとシャワー浴びて帰れ。」

甘い雰囲気など、全くない。仕事と割り切ったsex。
男はタブレットを弄ったまま、背中を向けて話す。

アタシは「はい」とだけ答え、茶封筒を握りしめ逃げるように更衣室に向かった。
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