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ロッカールーム
第1章 1日目 ♂
何もかも可笑しなことだらけだが、ロッカーは壁に付いておらず、部屋の、

部屋というより駅の構内のようなタイル張りにクリーム色の壁、駅の構内の真ん中にあるのだ。

壁面に置けば、三面に置けるサイズのロッカーが堂々と真ん中に鎮座していた。

騙されたのかな?
いや、金を取られた訳でもないし…


なんで紛らわしいマークをつけたんだ。本当にロッカールームだったんだ。

でも何故こんな最上階に?ワンコインて高くないか?

確かにロッカーの1つ1つは通常の物より二回りほど大きいけど…

そのロッカーも可笑しな作りで、膝上くらいまでが土台になっていた。


そこもロッカーにすればいいのに、土台のせいでロッカーは縦3、横4の12個しかないのだ。
とにかく、ロッカールームには用がないし、可笑しなところだらけの部屋から出ようとした。
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