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女子高生 姉と弟
第11章 シーン11
「いやだ!誰か帰って来たらどうするの?」
「今日は弟も遅くなるって言ってたじゃん。父さんや母さんは仕事で6時前には帰ってこないんだろ?」
「そんなことわかんないよ。それに第一、あ、いやだってば!」
雄一の手が制服の短いスカートの下に伸びて下腹部に触れてきた。
デリカシーとかロマンチックな展開をこいつに求めること自体が無理なのか?
ちゃんとそれなりの雰囲気を作ってくれたならそんなにいやじゃないのに、こういう態度を取るからいやになる。
それ以前にここは私の家で私の部屋だ!
もしかしたら家族が何かの理由で帰ってくるかもしれない、とは考えないのかと真剣に思う。
そうなったら家族に対する私の立場はどうなのかとか心配するくらいの配慮というものはないのか?
そこまで考えると馬鹿馬鹿しくなる。
「な、良いだろ。」
ベッドに押し倒して無理やり覆いかぶさろうとしてくる雄一の頭を枕元にあった読みかけのハードカバーの本で思いっきり殴りつけた。
「いやだってば!」
「いてえ!」
ベッドから転げ落ちるようにして雄一は頭を抱え込んだ。本とはいえハードカバーの硬い表紙のかどで思いっきり叩いたのだから、かなりの衝撃だったはずだ。
「今日は弟も遅くなるって言ってたじゃん。父さんや母さんは仕事で6時前には帰ってこないんだろ?」
「そんなことわかんないよ。それに第一、あ、いやだってば!」
雄一の手が制服の短いスカートの下に伸びて下腹部に触れてきた。
デリカシーとかロマンチックな展開をこいつに求めること自体が無理なのか?
ちゃんとそれなりの雰囲気を作ってくれたならそんなにいやじゃないのに、こういう態度を取るからいやになる。
それ以前にここは私の家で私の部屋だ!
もしかしたら家族が何かの理由で帰ってくるかもしれない、とは考えないのかと真剣に思う。
そうなったら家族に対する私の立場はどうなのかとか心配するくらいの配慮というものはないのか?
そこまで考えると馬鹿馬鹿しくなる。
「な、良いだろ。」
ベッドに押し倒して無理やり覆いかぶさろうとしてくる雄一の頭を枕元にあった読みかけのハードカバーの本で思いっきり殴りつけた。
「いやだってば!」
「いてえ!」
ベッドから転げ落ちるようにして雄一は頭を抱え込んだ。本とはいえハードカバーの硬い表紙のかどで思いっきり叩いたのだから、かなりの衝撃だったはずだ。