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女子高生 姉と弟
第2章 シーン2
「入れるよ。」

 雄一は短く言うと、私の体に体重を預けてきた。

 女性自身に雄一のものが宛がわれたのが分かると、それは真っ直ぐに侵入してきた。

 あんな大きいのだからきっと痛いだろうと思っていたが、ちかっと引きつるような痛みととともに雄一は完全に挿入を果たした。

 痛みはあったがとびあがるほどではなかったし、頭の中で緊縛した状態で犯されているという被虐的な妄想の中に浸っていた私は、痛みそのものもプレイの中の興奮の一部のような気がして黙ってそれを受け入れていた。

 想像の中の私は縄で縛られ自由を奪われ、無理やり体を開かされ、強引に処女を奪われる。

 屈辱的な行為を自由を奪われて強いられ、やがてその被虐感のとりこになる。

 自分でそんなストーリーを作り上げ勝手に興奮にしていた。

 だが、挿入されたペニスは思ったほどの快感を与えてはくれなかった。

 やがて雄一が入れた男根を動かし始めると、痛みが強くなってきた。

「ね、雄一、痛いよ!」
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