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女子高生 姉と弟
第7章 シーン7
「ね、部屋の鍵閉めてあったのにどうして入れたの?」

「あの鍵ねじが緩んでもうかなり前から馬鹿になってかかったりかからなかったりしてる。知らなかった?」

「えーそうなの!やだ、直さなきゃ。」

「ねじをきちんと締めたらすぐ直るよ。あとでやっとく。」

「明日の夜も来る?」

 誘いの言葉を出してしまった。

 明日も今日と同じようにしようかと和也に持ちかけたのだ。

「いいの?」

「いいよ。」

「じゃあ、来たい。」

「なんか希望ある?」

「希望?」

「そう、さっき下着とかいろいろって言ってたじゃない。どうせするならもっと気持ち良くなるほうがいいでしょ。」

「いま姉さんしている化粧もして欲しい。」

「うん、いいよ、あとは?」

「今はよくわかんない。」

「うーん、じゃあして欲しいこと出来たら言ってね。その代わり、」

「その代わり?」

「私も気持ちよくして欲しいの」

「うん。」

「してくれる。」

「俺に出来ることなら。」

「そうね、じゃあ、明日の夜ちょっと相談しましょ。」

「明日ね。」

「二人の秘密よ。」

 そういうと私は和也の頬にキスをした。

 帰り際、何か良いたそうにしていたが、結局何も言わず「おやすみ。」とだけ言って自分の部屋に戻った。
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