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小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目


あれからまたひと月。


時折、あらがうことのできないような欲求に、何度かひとりで自分を慰めることがあった。


その時思い出すのは、あのやさしくてみだらなナンパ師さんの事だった。


彼の指先や舌の感触は、クッキリと身体に刻み込まれていた。


自分の中で何度もそれをリピートしては、オナニーにふけった。
こんなことをしていてはイケナイと思いつつも、指先を止めることが出来なかった。


そしてネットでたまたま見つけたのは、舐め犬と呼ばれる人たちのブログだった。
そこに綴られる甘美な行為に、私は強く惹きつけられた。


気づいた時には、連絡フォームから、メッセージを送信していた。


私は一体、どこへ行くのだろう?


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