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第8章 シーン8

　金髪の女性があたしに声を掛けてきた。

　なるほど二組でのゲームより三組のほうが合計の数が大きくなり、過激さも増すと言う事だ。あたしは自分で断るのも言いづらくて助けを求めるように大輔の方を振り向いた。

　大輔はあたしの顔を見て頷く仕草をした。

　頷くってどういう事？

　断るんじゃないの？参加しろってこと？

「参加してみるかい？」

「本気で言ってるの？」

「折角来たんだし、最悪でもオナニー見せるところまでだろ。」

「恥ずかしい思いをするのあたしよ。」

　そう言ってからはっとした。

　大輔がここに来たのはあたしを他の男性に見せて恥ずかしがらせてそれを楽しむため。

　もっともそれは建前で、本当は他の男性にあたしの身体を触らせようとしている。

　そうして自分の興奮が高まるかどうか確認したいのだ。

「わかった。でも、あたしが他の男に触られても焼き餅を焼いたりはなしよ。」

「ああ。分かっている。」