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寝取られ妻
第3章 シーン3
「里菜、気持ち良いよ。」

「ご主人様、もっともっと気持ち良くなって下さい。」

 大輔は顔を上げずに雑誌を読みながら呻くようにつぶやく。

 今どんなところを読んでいるのだろう。

 ざっと目を通した連載の読み物のストーリーを思い浮かべた。

 二つほどあったのを覚えている。

 男性自身に唇で奉仕する情景が描かれているのはSな主人の命令でポルノ映画館で裸になり、男の観客に取り囲まれ裸の身体をさんざんに嬲られながら男たちのペニスを唇に含まされて精液を口に出されるシーンがあった。

 そのシーンを読みながら想像しているのだろうか。

 もう一つは同僚に横領の証拠を掴まれ、口止め料と言われて妻を差し出す。

 泣きながら夫の同僚の言うままに凌辱され、縛られて口腔での性器への愛撫を行うというストーリーだった。

 きっとそれらを読みながら想像しているのに違いない。

 大輔の男性はますます硬く猛々しさを増している。
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