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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第10章 再出発
今泉はアメリカへとやって来た。エアポートで迎えに来た冬を見つけると、走り寄り、きつく抱き合い長い間口づけを交わした。

「ずっと ずっと会いたかった…。」

今泉は冬を息が出来ないほど強く抱きしめた。

「静さん…寂しい思いをさせて本当にゴメンね。」

家に帰るまでの道のりが、長く感じられた。車の運転をしながらも、信号待ちで何度もキスをした。

「こんなに痩せてしまって。」

青になったのにも気が付かず、後続車からクラクションを何度も鳴らされた。

「僕はもう大丈夫だから。」

家に戻ると、ベビーシッターが今ふたりともお昼寝中ですと言った。荷物を玄関に置くと、簡単に今泉を紹介し、子供達の寝室へ行きふたりがすやすやと眠る姿を今泉は愛おしそうに眺めた。では、これで...とシッターさんに挨拶をして、玄関から送り出してすぐにふたりは何度もキスを重ねた。


冬は恥ずかしそうに笑い、寝室へと今泉の手を引いた。
ドアを閉めると冬は激しく今泉の唇を貪りながら、コートを脱ぐと、今泉は冬のワンピースのジッパーを下げた。冬は今泉のジャケットを脱がし、シャツのボタンをひとつずつ外した。キスの音と、クスクスと笑う声が部屋に響いた。今泉は下着姿の冬をベッドに押し倒すと、肌蹴たシャツを脱ぎズボンのベルトを外した。

ふたりともお互いの存在を確かめあいたかった。

「トーコさんこそ、少し痩せたね。」

今泉が耳元で囁きながら、冬のブラのホックを外した。

「静さんこそ…。」

痩せてほっそりとした顔を優しく撫でた。

…もう 一生僕は離れないよ。

…ええ。私もよ。

今泉は肩から胸、腰と冬の存在を確かめるように触れた。優しく唇にキスをした今泉の唇を激しく冬は求めた。舌を絡め、何度も吸った。今泉の呼吸が荒くなるのを冬は感じた。舌の先から痺れるような快感が走った。今泉の手が冬の下腹部へと降りていき、既に興奮でぷっくりと膨れた蕾に静かに触れた。

…ああ。

冬はじわじわと、蜜が流れ出すのを感じた。

…クチュ。

今泉の指は入るべき場所に侵入すると、その温かさを確かめるように、暫く留まっていた。
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