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蜘蛛の巣
第20章 嫉妬の行先
「分かってるのに……そんなカーヤが大好きで…っ……いつだって、必要としてるくせにシットしてしまう自分が嫌だった!」
誰かからの赦しを求めているのだと–––
「アーヤ……っもう…イクッ‼︎」
「そう…なら……こう して」
綾斗は華の手を掴むと、股の間から出入りする自分のモノを、その先端を包むように導いた
「そっと握って……ボクも一緒に…イク、から……」
最後の言葉は、苦しい程に弱々しかった
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「華、大丈夫か? 病院とか……」
「ううん、大丈夫。ちょっと疲れただけだよ」
気分が悪くなってトイレにいたのだと、綾斗が結利に説明してから小一時間。
三人は鶴見の車で屋敷に戻って来ていた
「ちゃんと休めよ? 夕飯になったらまた呼びに行くから」
「うん、ありがとう」