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【NEW】クロスな関係。
第8章 もう、優しくしないで…。
「もう、お昼過ぎか……」
家には誰もいない。
もう小さい頃からそうだ。
お父さんたちは研究で忙しい日々で
お姉ちゃんも部活とかで忙しくて……家でひとりでいるのは慣れている。
だけど、病気のときは別。
本当は目を覚ましたとき、誰かがいてくれたら――
何度もそう思ってはその感情を心にしまう。
下に降りるとお粥があるとお姉ちゃんから伝言があった。
お姉ちゃんだって忙しいはずなのにお粥を作ってくれるだけでも嬉しい。
“カサッ――”
誰もいないから音が何もない家で
玄関のほうから音が聞こえた。
何か気になったけど今玄関に行ってもし変な人だったら怖い。
携帯を手に握り締めて一時してから玄関のほうへ向かった。
家には誰もいない。
もう小さい頃からそうだ。
お父さんたちは研究で忙しい日々で
お姉ちゃんも部活とかで忙しくて……家でひとりでいるのは慣れている。
だけど、病気のときは別。
本当は目を覚ましたとき、誰かがいてくれたら――
何度もそう思ってはその感情を心にしまう。
下に降りるとお粥があるとお姉ちゃんから伝言があった。
お姉ちゃんだって忙しいはずなのにお粥を作ってくれるだけでも嬉しい。
“カサッ――”
誰もいないから音が何もない家で
玄関のほうから音が聞こえた。
何か気になったけど今玄関に行ってもし変な人だったら怖い。
携帯を手に握り締めて一時してから玄関のほうへ向かった。