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【NEW】クロスな関係。
第4章 近いのに、遠い……
後ろを振り向くと、黒のスーツにスラリと伸びた長い手足に透き通るぐらい白い肌に金髪がはえる見たこともない男性が立っていた。
スーツ姿は礼人さんでたくさん見てきたけど、この人はきっとホストだ。
綺麗なブラウンの瞳がじっと見つめてくる。
「私、お金ないんで……」
「あ、ごめん。そういうのじゃなくて、泣いていたから心配で。」
アイロンがキチンとかけられてある白いハンカチを男は差し出してきた。
「ありきたりな言葉だけど、男は世の中たくさんいるよ。俺も含めてね♪」
「フッ……」
「そうそう、女の子は笑ったほうが可愛いよ。」
「ホストって本当に女の子が喜びそうな言葉を言うんですね。」
「それが仕事だからね。」
スーツ姿は礼人さんでたくさん見てきたけど、この人はきっとホストだ。
綺麗なブラウンの瞳がじっと見つめてくる。
「私、お金ないんで……」
「あ、ごめん。そういうのじゃなくて、泣いていたから心配で。」
アイロンがキチンとかけられてある白いハンカチを男は差し出してきた。
「ありきたりな言葉だけど、男は世の中たくさんいるよ。俺も含めてね♪」
「フッ……」
「そうそう、女の子は笑ったほうが可愛いよ。」
「ホストって本当に女の子が喜びそうな言葉を言うんですね。」
「それが仕事だからね。」