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【NEW】クロスな関係。
第5章 懺悔。
美月の婚約者の役をやるなんて
未亜には言えなくて
別に本物の婚約者になるわけじゃないけど
誤解を与えたくないし、これ以上不安にもさせたくなかった。
だから、未亜をこの手で抱く時は
何もかも重荷になるものがない状態で
その日を迎えたかった。
『礼人、今日の夜、連絡するところに来て。両親に紹介するから。』
美月の両親に会ったことは一度もない。
そして美月に妹がいたことも、俺は知らなかった…。
あの時の俺は
美月の両親に嘘をつくことが申し訳ない気持ちと
未亜に連絡したくても何を話せばいいのかわらかくて
連絡できなかった未亜のことで頭がいっぱいだった。
未亜には言えなくて
別に本物の婚約者になるわけじゃないけど
誤解を与えたくないし、これ以上不安にもさせたくなかった。
だから、未亜をこの手で抱く時は
何もかも重荷になるものがない状態で
その日を迎えたかった。
『礼人、今日の夜、連絡するところに来て。両親に紹介するから。』
美月の両親に会ったことは一度もない。
そして美月に妹がいたことも、俺は知らなかった…。
あの時の俺は
美月の両親に嘘をつくことが申し訳ない気持ちと
未亜に連絡したくても何を話せばいいのかわらかくて
連絡できなかった未亜のことで頭がいっぱいだった。