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人妻ゆり
第30章 ゆりと海水浴

しかし、メンバーは沈んでいる。
そんな時、修が結花とゆりの唇をいきなり奪った。
「お、お前!!何をする!!」
雄二と隼人が怒る。
「結花さん、ゆりさん…
今にキスが…みんなの気持ちです…
この気持ちを…絶対に忘れないで下さい!」
そう言って笑って二人を見た。
二人はびっくりしていたが
「そうね…
みんながいるものね…」
と顔を見合わせて
「大丈夫よ…」
と笑顔を見せた。
海水浴から戻って…
結花は友也の紹介で専門医の診察を受けた。
結果は…心身ともに白だった。
「良かった…」
安堵するメンバー…
それから数日後…
ゆりは雄二と真美に
「結花ちゃん、大丈夫かしら?
あの子は…
私達と違って性への免疫が出来ていない…
残らなければ良いけど…」
と心配している。
しかし、雄二と真美は
「お姉さん、
大丈夫ですよ…外を見てみて?」
とゆりをベランダに連れ出した。
ゆりが見ると
一平と結花が団地の前の公園で仲良く並んで肩を寄せ合っている。
顔を見ては笑顔だった。
「結花ちゃんに一平君が
着いている限り…
結花ちゃんは大丈夫です。
私に雄二がいるように…」
そう言って真美は雄二の肩に顔を寄せた…
「ま…」
ゆりは若いカップルの幸せを心から祈っていた。

