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淳、光と闇
第25章 小さな命、ゆりの想い
ドアは外れてぶらぶらとぶら下がっている。

「結花ちゃん…」

「中へ!」

三人が見つけたゆりは

意識がなくぐったりしている。

「まずい!!」

淳と勝枝がゆりを担いで走り出した。

結花はさゆりに連絡してさゆりは

救急救命に処置を依頼した。

「私は救急救命に行ってきます。
後は、美紀、頼んだわよ?」

「はい!!」

騒然となる病棟。

「ゆりちゃん…」


「先生!!先生!!」

淳が健を呼ぶ。

「お?じゃじゃ馬!
こっちだ、早くしろ!!」

健はゆりを診察して

「すぐに胃洗浄。
意識が無いから酸素用意。
心臓マッサージ準備して
電気もだ、急げ!!
じゃじゃ馬!!手伝え!!!」

健と淳は懸命にゆりの処置をする。

手を動かしながら健は

「なんでこんな事になった?」

「先生、失恋です…」

「はぁ?お前が失恋でこうなるのは
理解出来るが…」

「どういう意味ですか?」

淳は処置しながら健を睨んだ。

「そのまんま…」

「失礼ね!!」

処置が終わりゆりは内科へ移っていく。

「先生!ゆりちゃんは?」

「大丈夫だ。
発見が早くて
命に別状は無い。」

「先生…有難うございました。」

さゆりと淳は健に頭を下げた。

「助かったが。
婦長、諮問機関、
黙っていないぞ?」

「はい…」


「ここは…?」

ゆりが目を覚まして周りを見る。

「ゆりちゃん、病棟よ。」

「病棟…私…
死ねなかった…」

「ちょっと、
ゆりちゃん!!
何であんなこと…?」

「私、死んだほうが…」

「どうして?」

ゆりは友也との事を話した。
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