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サイドストーリー6
第16章 田園×虹色
「そうだ。私の好きな曲をお願いしてもいい?」
響子さんはジャズの曲名を言った。
「クラシック奏者にジャズをお願いするって失礼かしら?」
「まさか。喜んで弾くよ」
そういって奏くんは響子さんのリクエストの「Fly Me to the Moon」をキレイに弾いた。
「豪。私を月に連れて行ってね」
響子さんはそう、豪さんに笑いかける。
素敵なカップルだと思う。
響子さんの月はきっと豪さんの腕の中にあるんだ。
その曲を弾き終わると、奏くんはきらきら星を弾き始める。
私たちの思い出の曲だ。
「村松さんは・・・奏くんにとってきらきら光る星なのね」
響子さんがそういってくれた言葉には
会えなかった6年間が込められているようで泣きそうになる。
その曲を聴きながら、嬉しそうに奏くんが私に笑いかけた。
END*****
響子さんはジャズの曲名を言った。
「クラシック奏者にジャズをお願いするって失礼かしら?」
「まさか。喜んで弾くよ」
そういって奏くんは響子さんのリクエストの「Fly Me to the Moon」をキレイに弾いた。
「豪。私を月に連れて行ってね」
響子さんはそう、豪さんに笑いかける。
素敵なカップルだと思う。
響子さんの月はきっと豪さんの腕の中にあるんだ。
その曲を弾き終わると、奏くんはきらきら星を弾き始める。
私たちの思い出の曲だ。
「村松さんは・・・奏くんにとってきらきら光る星なのね」
響子さんがそういってくれた言葉には
会えなかった6年間が込められているようで泣きそうになる。
その曲を聴きながら、嬉しそうに奏くんが私に笑いかけた。
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