この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー6
第18章 あなた~you~
「はいはい。今すぐ行けないって連絡しろ」
「なぜですか?」
不機嫌な俺とは正反対に、素朴な疑問、とでもいうように乃恵が聞いてきた。
「あ?合コンだからだろうが!」
「でも・・・私は人数合わせってやつなんですよね」
表向きはな。白木が俺のいないところで乃恵と飲みたいだけだろう。
「白木くんも五十嵐さんも私が岡部先輩と付き合っていることを知っています」
その2人だけじゃなく、大学中が知っているだろうよ。
「ですから、これは純粋に合コンの社会見学です!」
「はぁ?」
「見てみたいんです!合コンを!」
「・・・」
「岡部先輩は合コンに行ったことがありますか?」
「え・・・いや・・あの・・まぁ」
「そうですか。いいですね。私も行ってみたいんです!」
「いや・・・あのな。乃恵」
「まさか!岡部先輩は私を信じていない訳じゃないですよね?」
「え!・・・まさか!」
信用してないのは白木だよ!
「お願いします。見てみたいんです!」
「・・・ったく・・・しょうがねぇな。帰る10分前に電話しろ!」
「10分前で良いんですか?」
「いいよ。近くで山田と飲んでる。乃恵は未成年だから飲むなよ?電話があったらすぐ迎えに行くから」
「はい!ありがとうございます。岡部先輩だ~いすき♪」
「・・・・・」
END****
「なぜですか?」
不機嫌な俺とは正反対に、素朴な疑問、とでもいうように乃恵が聞いてきた。
「あ?合コンだからだろうが!」
「でも・・・私は人数合わせってやつなんですよね」
表向きはな。白木が俺のいないところで乃恵と飲みたいだけだろう。
「白木くんも五十嵐さんも私が岡部先輩と付き合っていることを知っています」
その2人だけじゃなく、大学中が知っているだろうよ。
「ですから、これは純粋に合コンの社会見学です!」
「はぁ?」
「見てみたいんです!合コンを!」
「・・・」
「岡部先輩は合コンに行ったことがありますか?」
「え・・・いや・・あの・・まぁ」
「そうですか。いいですね。私も行ってみたいんです!」
「いや・・・あのな。乃恵」
「まさか!岡部先輩は私を信じていない訳じゃないですよね?」
「え!・・・まさか!」
信用してないのは白木だよ!
「お願いします。見てみたいんです!」
「・・・ったく・・・しょうがねぇな。帰る10分前に電話しろ!」
「10分前で良いんですか?」
「いいよ。近くで山田と飲んでる。乃恵は未成年だから飲むなよ?電話があったらすぐ迎えに行くから」
「はい!ありがとうございます。岡部先輩だ~いすき♪」
「・・・・・」
END****