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ユウガオ
第2章 季節とともに




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1週間か2週間おきに彼に会い
気づけばもう秋が来た




お泊まり以来私たちの間の何かが
変わった





「来月、出張あるんだけど一緒に行かない?」
出張に行くだけ
ついていくだけ


それだけでも私は嬉しくて仕方なかった




「いいの!?いく!」



「よし、いこ!」


彼は私の頭をなでる



平日しか会えない私たちが週末に
会えてるただそれだけがこんなにも嬉しい




「今日遠出してもいい?」
彼は楽しそうに笑いながら高速に乗った




「どこいくの?」

「内緒」

こんな会話ひとつひとつがもう出会って4か月
経つ今でも私の胸を高鳴らせる






きっと自分で気付いてた
もう自分が遊びじゃないって。



だけど気付いちゃいけない



いつも繋ぐ彼の手を離して私は甘酸っぱい飴を
口にした




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