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生徒と俺。
第3章 初めての二人きりの教室
綺麗な字で書かれたノートをペラペラとめくる朝倉。

俺はその隙間からちらちらと見える胸元に目が釘付けになった。

両手から少しこぼれそうなくらいのふっくらとした胸元。

透けて見えるのは白のレースのキャミソールだが

そのキャミソールがまたそそる。

俺は何を考えているんだ?

生徒だぞ。



「・・・先生?」

はっとした。

「あ、ごめんごめん、何?」

「先生、何か考え事してた?」

そういって朝倉は微笑んだ。

ちらっと見える片方の八重歯。

夕方の風。

俺はもうまぎれもなく朝倉優に恋してしまっていた。
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