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生徒と俺。
第5章 近づく距離と壁
「先生の家はどこ?」

「ドラッグストアの裏のアパートだよ」

「学校から近いんだね!遊びに行こうっと」

「ダメだ。」

そんな話をしていたら、朝倉の家についた。

「先生、今日は本当にありがとうございました。変な事言ってごめんなさい。」

「また分からない時はいつでも言ってくれ」

「はい、ありがとうございます。じゃ。」

そう言って朝倉は車を降りた。

車には朝倉の匂いが残った。
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