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生徒と俺。
第3章 初めての二人きりの教室
「ねぇ、先生。教えて欲しい所があるんだけど」
朝倉が話しかけてきた。
「お、おう。朝倉。何だ?」
いきなり話しかけられて、動揺してしまった、カッコ悪い俺。
「後でで良いよ、今忙しいでしょ?放課後、少し時間もらえますか?」
「分かった。じゃあ放課後教室で待っていなさい」
見かけによらず気を使える子なんだな。
今まではちょっと挨拶したり、授業中に当てたりするだけだった。
去っていく朝倉の長い髪から
ふわっと良い匂いがした。
残り香をしばらくかみしめるように
俺はそこに立ち尽くした。
朝倉が話しかけてきた。
「お、おう。朝倉。何だ?」
いきなり話しかけられて、動揺してしまった、カッコ悪い俺。
「後でで良いよ、今忙しいでしょ?放課後、少し時間もらえますか?」
「分かった。じゃあ放課後教室で待っていなさい」
見かけによらず気を使える子なんだな。
今まではちょっと挨拶したり、授業中に当てたりするだけだった。
去っていく朝倉の長い髪から
ふわっと良い匂いがした。
残り香をしばらくかみしめるように
俺はそこに立ち尽くした。