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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第12章 宮田との接触
そう短いメールを済ませると雅は支度をし始めた。どれほどしたか、家を出て東京駅に向かい、辺りを見渡した。時計を見ると11時になろうかと言う時間。不意に声をかけられた。
「居た、お待たせ」
「あ。宮田君…そんな格好でバレたりしない?」
「案外それがバレないのよ。」
クスクスと笑いながら歩き出した。着いた先はなぜかカラオケボックス。手慣れた様子で受付を済ませて時間を3時間で部屋を取った。
「2階かぁ…」
「あの…」
「ここだな。」
まるで自身の庭のように部屋を見つけていく。中に入ると戸を閉めてソファに座った。
「居た、お待たせ」
「あ。宮田君…そんな格好でバレたりしない?」
「案外それがバレないのよ。」
クスクスと笑いながら歩き出した。着いた先はなぜかカラオケボックス。手慣れた様子で受付を済ませて時間を3時間で部屋を取った。
「2階かぁ…」
「あの…」
「ここだな。」
まるで自身の庭のように部屋を見つけていく。中に入ると戸を閉めてソファに座った。