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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第2章 突然の結婚話
「結翔様!」
「…あ…」
「あっ…て何よ!この笑顔にやられないなんて雅…小悪魔よ?」
いや。
その人なんですよ…
今日の食事の相手…
そんな事も言えるわけもなく雅は陽にふふっと広角を上げるだけの作り笑顔をみせた。
「でも何か親の陰謀でお見合いとか仕込まれてたりして!」
「ふぇえ!?」
「なんて声だしてんのよ。じょうだんよ!さすがの雅の親も予告無しなんてしないでしょ」
クスクスと笑いながら陽は見せていた携帯の画面を見つめてにこやかに笑っていたのだ。
そう…
陽はwing'sの、いや、結翔の大ファンだったのだ。
「…あ…」
「あっ…て何よ!この笑顔にやられないなんて雅…小悪魔よ?」
いや。
その人なんですよ…
今日の食事の相手…
そんな事も言えるわけもなく雅は陽にふふっと広角を上げるだけの作り笑顔をみせた。
「でも何か親の陰謀でお見合いとか仕込まれてたりして!」
「ふぇえ!?」
「なんて声だしてんのよ。じょうだんよ!さすがの雅の親も予告無しなんてしないでしょ」
クスクスと笑いながら陽は見せていた携帯の画面を見つめてにこやかに笑っていたのだ。
そう…
陽はwing'sの、いや、結翔の大ファンだったのだ。