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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第15章 気付いた心愛
チュク…チュ…
ンン…ンァ…アッ
車内に漏れ響く水音と吐息…
求める事…
互いに触れる事…
全てがごく自然のことのようにいた。
逃げる事もない雅と無理強いしてるわけでもない宮田。何が互いを引き寄せているかは解らなくとも、気付けば力も抜けて雅は宮田に体を預けている状態になっていた。
「結翔さんに対してもこの位素直になったらいいのに?」
「…ッ/////」
そう言いながら俯く雅の顎を持ち上げて再度唇を重ねる。
いつしかその唇を割りながら舌を絡め取り、絡め合っていた。