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第19章 Kiss me plz

「それで…話ってなんですか？」
「解ってんでしょ？」
「…んー。」

俯き加減で額をカリっと少し掻く宮田。そんな宮田を目を少し細めた結翔はいすに凭れながらまっすぐに見つめた。


俺は今から何を言うつもりだ…？

ずっとやってきたメンバーに…

これから先も一緒に歩む相手に…

でも…
ダメだ…

止められない…


そうして結翔は口を開いた。

「あのさ？何で雅にキスしたの？」
「ｸｽ…ｯﾊｧ…」
「ねぇ和。どうして？理由あんだろ？」
「好きなんですよ。」

突如聞かされた宮田の本心だった。