パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 Kiss me plz

「じゃぁれなとおんなじね！」

そう笑ってくれる女の子は純粋すぎるほど満面の笑みを雅に向けて手を振っていった。


あんな風に私も飾らずに気持ちさらけ出したら…

結翔君に…

…

そう言えば私…

まだ好きだって伝えてない…


そう改めて気付かされた事実と思いの丈。


でも今更伝えれる？

宮田君とのこと話した上で…

結翔君に…

あの人にだけは嫌われたくない…

離れたくないのに…


「言えないよ…ね」

どことなく寂しさと空虚感に自身の心を弄ばれているかのように痛く…言い表せない気持ちが埋め尽くした。