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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第22章 帰る場所
結翔が帰ってくるこの日、朝から雅はワクワクしていた。
早く時間が過ぎないか
早く…
結翔の顔がみたい…
そう待ちわびていた。
同じ空の下に居るはずなのに…
星や月、太陽までが同じ物を見てるはずなのに…
なぜかすごく遠く感じた4日間だった。
「結翔君…」
名前を呼んでみても当たり前ながら返事など返ってこない。
…と思っていた最中だった。
♪ピロピンピロロ…ロン…♪
あまりのタイミングの良さに雅は驚いた。
【おはよう、今夜帰るから。】
たったひと言のメールだった。
早く時間が過ぎないか
早く…
結翔の顔がみたい…
そう待ちわびていた。
同じ空の下に居るはずなのに…
星や月、太陽までが同じ物を見てるはずなのに…
なぜかすごく遠く感じた4日間だった。
「結翔君…」
名前を呼んでみても当たり前ながら返事など返ってこない。
…と思っていた最中だった。
♪ピロピンピロロ…ロン…♪
あまりのタイミングの良さに雅は驚いた。
【おはよう、今夜帰るから。】
たったひと言のメールだった。