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第23章 新たな一面

それから半月がたったその日…

雅は少しワクワクしながらも緊張をしていた。

「じゃぁ…気をつけてね？」
「行ってくる。向こうで待ってるな。」
「う…ん」
「…雅？どうしたの」
「だって…なんか私のが緊張して…」

そう言う雅の頭を優しく撫でると笑いかけた。

「ｸｽｸｽ…何で雅が緊張すんの…」
「だって…////」

そう答える雅をそっと引き寄せると胸にポスっと抱きしめた。

「センターの真ん前なら見つけやすい。大丈夫だよ、絶対見つけてやるから」

そう言い残して先に結翔は家を後にした。