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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第24章 触れたい…あなたに…
ゆっくりと体を起こすとベッドの縁に座り頭を抱えながらカリカリと掻いている。
だっせぇ…
俺…何考えてんだ…
相馬君のせいにしてやろうか…
そうだ、相馬君があんな事いって…
雅がそんな夜にあんな格好で…
いや…
よく考えたら…
解る…よな…
俯いたままの結翔に雅もゆっくりと体を起こした。そのままそっと腕に触れる雅。
「触んな…」
「結翔…ぉ…」
「頼むよ、今は…ッ」
そう言い終わるが早いか背中に巻き付いた雅…
腕は結翔の前に回りきゅっと服を握りしめている…
「雅…頼むから…離れて…くんね?」
だっせぇ…
俺…何考えてんだ…
相馬君のせいにしてやろうか…
そうだ、相馬君があんな事いって…
雅がそんな夜にあんな格好で…
いや…
よく考えたら…
解る…よな…
俯いたままの結翔に雅もゆっくりと体を起こした。そのままそっと腕に触れる雅。
「触んな…」
「結翔…ぉ…」
「頼むよ、今は…ッ」
そう言い終わるが早いか背中に巻き付いた雅…
腕は結翔の前に回りきゅっと服を握りしめている…
「雅…頼むから…離れて…くんね?」