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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第24章 触れたい…あなたに…
そりゃ怖いよな…
シた事なんて全くない中で
いきなりあんな風にされたら…
ダッセェのは俺の方だ
そんな事を考えながら結翔はゆっくりと体を起こした。そのままそっと雅の頬を撫でる…
「やめとくか…」
「でも…」
「無理すんな…」
そう言うと"よっ…"と体を起こして縁に座る。
「俺見なかったことにしとくから…服着てこい…」
「結翔…」
「同じ事言わせんなよ?じゃないと次こそ抱いちまう…」
そう言いながらそっと俯いた。
しかし雅はそんな結翔の言うことも聞かずに、名前を呼ぶことはないにしてもそっと巻き付いた。