この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第26章 切ない光のエトセトラ~cf.1~

そんな時だ。
♪~♪♪♪~♪…♪
「はい?」
『雅?元気?』
「ん、元気だよ?」
『結翔君とは?どう?上手くいってる?』
「ん…大丈夫」
『そろそろ?いい報告聞ける?』
「もう少し待って?」
『そう?クスクス』
そう。電話の相手は母親だった。それから少し話は続いたと思うと最後に母は伝えてくる。
『雅?』
「何…?」
『誕生日おめでとう』
「ん、ありがと」
そうして電話は切れた。
そうだった、この日は雅の誕生日だった。
「…はふ…解ってはいたんだけどな…」
そうして空欄を埋めることなくまたしまってしまった。
♪~♪♪♪~♪…♪
「はい?」
『雅?元気?』
「ん、元気だよ?」
『結翔君とは?どう?上手くいってる?』
「ん…大丈夫」
『そろそろ?いい報告聞ける?』
「もう少し待って?」
『そう?クスクス』
そう。電話の相手は母親だった。それから少し話は続いたと思うと最後に母は伝えてくる。
『雅?』
「何…?」
『誕生日おめでとう』
「ん、ありがと」
そうして電話は切れた。
そうだった、この日は雅の誕生日だった。
「…はふ…解ってはいたんだけどな…」
そうして空欄を埋めることなくまたしまってしまった。

