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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第30章 ギフト

「悪い、ちょっとフロント行ってくる」
「え、どうしたの?」
「直ぐ戻るよ」
そう言いパタンと戸を閉めて結翔は出て行った。
どうしたんだろ…
何で出てっちゃったんだろ…
誰が来たの?
…何で?
「結翔…ぉ」
出入り口付近に座り込んだ雅は膝を抱えていた。
その頃の結翔…
「あ、来た来た!」
「ハァ…やっぱり」
フロント前のソファには2人の姿があった。
「結翔さん、うるさいんよ。この人」
「ひどいなぁ、だってプレゼントのプの字もないなんて…!」
「あぁもういいから。行くぞ?」
「あ、待って?」
「え、どうしたの?」
「直ぐ戻るよ」
そう言いパタンと戸を閉めて結翔は出て行った。
どうしたんだろ…
何で出てっちゃったんだろ…
誰が来たの?
…何で?
「結翔…ぉ」
出入り口付近に座り込んだ雅は膝を抱えていた。
その頃の結翔…
「あ、来た来た!」
「ハァ…やっぱり」
フロント前のソファには2人の姿があった。
「結翔さん、うるさいんよ。この人」
「ひどいなぁ、だってプレゼントのプの字もないなんて…!」
「あぁもういいから。行くぞ?」
「あ、待って?」

