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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第33章 好き…キライ…愛してる

ピタリ…と動きは止まり結翔の声は一段トーンが下がる。
「あぁ、そう。解らず屋だよ。だから言わなきゃ、言ってくんなきゃ解らねぇんだよ!」
「だったら言い訳の1つもしてよ!」
売り言葉に買い言葉。
それはまさにこの事だった。
目には涙が溜まったまま結翔と目を合わすことも出来ずに俯き、手の甲で涙を拭っていた。
「言い訳って…何のことだよ」
「…」
「俺雅に言い訳しなきゃいけない事ないんだけど?」
「……ッ…本気で言ってる?」
「あぁ」
どうして…
結翔…
何で隠すの?
「あぁ、そう。解らず屋だよ。だから言わなきゃ、言ってくんなきゃ解らねぇんだよ!」
「だったら言い訳の1つもしてよ!」
売り言葉に買い言葉。
それはまさにこの事だった。
目には涙が溜まったまま結翔と目を合わすことも出来ずに俯き、手の甲で涙を拭っていた。
「言い訳って…何のことだよ」
「…」
「俺雅に言い訳しなきゃいけない事ないんだけど?」
「……ッ…本気で言ってる?」
「あぁ」
どうして…
結翔…
何で隠すの?

