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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第6章 各々の報告
バックミラー越しに見えてくるマネージャーの顔。結翔はその焦りにも、戸惑いにも、どちらとも着かない表情のマネージャーの顔に笑い返した。
「この間の食事会って言って言ったでしょ?その時にもうすでに親同士で話し進んでてさ。」
「両家公認?」
「まぁ…」
「社長は?!」
「解ったって…」
「結婚!?」
「気が早いよ。って言っても婚姻届は書いたな」
「結翔さん…解ってますか?ご自身の立場」
「まぁ人並みに?解ってるつもりだけど」
「社長は!?」
「その質問数分前にも聞いたけど?」
「この間の食事会って言って言ったでしょ?その時にもうすでに親同士で話し進んでてさ。」
「両家公認?」
「まぁ…」
「社長は?!」
「解ったって…」
「結婚!?」
「気が早いよ。って言っても婚姻届は書いたな」
「結翔さん…解ってますか?ご自身の立場」
「まぁ人並みに?解ってるつもりだけど」
「社長は!?」
「その質問数分前にも聞いたけど?」