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新しい生活
第8章 IKENAIKOTO
「式は決まったのかな・・・なかなか時間が合わないね…」
電話の向こうで、何かを含んだ感じの言い方をされた。
金曜日の夜中の電話だった…、あんな事があって以来、私は江田さんとの連絡を絶ったつもりでいた。
「ええ・・・ほぼ・・・」言葉少なげに返答をした。
先日、知宏さんと紘一君とで、3人でささやかながら式をしようと話をしたばかりの矢先であった。
胸の中で、何かざわめく感じがあった。
「そうなんだね、それは良かった…、何かプレゼントをしないとね」と言われて
少しだけホッとした感じがした。
「ありがとうございます…お気持ちだけで…」と私は返事をした。
「そうそう、あと忘れ物があるんだけど、取りに来てくれないかな?先日の…」と言われた時に、顔が赤らんでいた…
電話の向こうで、何かを含んだ感じの言い方をされた。
金曜日の夜中の電話だった…、あんな事があって以来、私は江田さんとの連絡を絶ったつもりでいた。
「ええ・・・ほぼ・・・」言葉少なげに返答をした。
先日、知宏さんと紘一君とで、3人でささやかながら式をしようと話をしたばかりの矢先であった。
胸の中で、何かざわめく感じがあった。
「そうなんだね、それは良かった…、何かプレゼントをしないとね」と言われて
少しだけホッとした感じがした。
「ありがとうございます…お気持ちだけで…」と私は返事をした。
「そうそう、あと忘れ物があるんだけど、取りに来てくれないかな?先日の…」と言われた時に、顔が赤らんでいた…