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気付かないうちに
第3章 試してみません?
その日私は、青井隼人といつものように2人で飲みに来ていた。
場所はいつもの居酒屋。
仕事についての相談があるとのことだったので、初めは彼の相談に乗っていた。
今回彼の下についている新入社員が、ゆとり世代代表のような子で、なにやら苦戦しているようだった。
「何回言ってもだめなんです。同じミスを何度もして。叱っても聞いてるのか聞いてないのかわからない態度なんです。」
ため息混じりの彼。
「まぁ新人なんてそんなもんだよ。青井くんが特殊なだけ。出来すぎた後輩だったもんね。」
「え、本当ですか?
そんな自覚ないです。」
彼は目を丸くして驚く。
「そうだよ、やりがいなかったのなんのって。」
あははと笑いながら私は3杯目の生ビールを飲み干す。
「え、ひどいっす、それ。笑
川口さん、まだ生ビール飲みますか?」
ちゃんと先輩のグラスを気にしてくれる。
かわいいヤツめ。
「うん、生!」
青井くんが生ビールを注文してくれる。
場所はいつもの居酒屋。
仕事についての相談があるとのことだったので、初めは彼の相談に乗っていた。
今回彼の下についている新入社員が、ゆとり世代代表のような子で、なにやら苦戦しているようだった。
「何回言ってもだめなんです。同じミスを何度もして。叱っても聞いてるのか聞いてないのかわからない態度なんです。」
ため息混じりの彼。
「まぁ新人なんてそんなもんだよ。青井くんが特殊なだけ。出来すぎた後輩だったもんね。」
「え、本当ですか?
そんな自覚ないです。」
彼は目を丸くして驚く。
「そうだよ、やりがいなかったのなんのって。」
あははと笑いながら私は3杯目の生ビールを飲み干す。
「え、ひどいっす、それ。笑
川口さん、まだ生ビール飲みますか?」
ちゃんと先輩のグラスを気にしてくれる。
かわいいヤツめ。
「うん、生!」
青井くんが生ビールを注文してくれる。