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第2章 拒絶反応

「慧吾君？大丈夫だよ、彼以外言うつもりはないから」


促され、布団から顔を覗かせた親友。


「――…へっ……」


顔を出したのは……慧吾ではなく、見慣れない若い女だった。


「――え？あれ？？」


「智也君…信じられないかもしれないけど……正真正銘、慧吾君…なんだ…」


「――はい？」


「拒絶反応なのか…彼は男性から女性に…なってしまったんだ…」


「――――はあぁぁぁぁっ！？」