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第3章 女の身体
あれから新薬が効いたのか、その後の再検査は無事にクリアし、慧吾は一週間も経たぬ間にひっそりと退院した。
「……………」
「……………」
「……………」
慧吾が退院すると聞いて、ご馳走を作って待っていた幸恵は、その姿を見るなり口を開けたままオタマを握り締め、唖然と立ち尽くす。
「つー訳で…当分俺ん家で面倒見っから…」
「あ…うん…」
いつも着ていた慧吾の服。だがその服を着ているのは紛れもない女で、それも羨ましい位にとんでもなく可愛い。