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龍、人生の絆
第3章 心に住む魔物

「かしこまりました。
いつも有難う御座います。
今日は既にお楽しみで…?」

「そうですね。
帰したくありません。」

「ははは…
御楽しみ下さいませ。」

やり取りを聞いていたルナには

何が起きているのかは分からなかった。

続けて龍は会社に電話をして

「俺だが…
経理部長に言って
++株500売って
資金都合する様に伝えてくれ。

俺個人の株だからね。
会社の株を間違って
扱わない様に…」

電話を切った龍はルナに

「明後日5時間の
予約が取れたから
その時に今ある借金の
総額を出してくる様に。

俺が立て替えて一括で払って
借金問題に決着を付けてやる。
後は無理のない返済計画を
立てて俺に返せば良い。

明後日、実印も忘れるなよ。
契約書もな。」

ルナは唖然とした…

今回の資金も

用立てしてくれるだけではなく

全部肩代わりしてくれるというのだ。

下手すれば前科者になってもおかしくない、

あるいはこれを立てに

本番強要されても

おかしくない状況だが

話が全然違っている。

ルナは混乱した。
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