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龍、人生の絆
第5章 新たなる出発
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「ところで龍さん。明日、
龍さんの会社に行かなければ
行けないんでしょう?」
「そうだよ。
そこで入社の手続きをする。
仕事の内容は秘書課で
全て教えてくれるよ。」
「私、不安です。
私…デリのお仕事してたから。
風俗していた女が龍さんの
会社で働いても良いのかな?」
「ルナはそんな事を
心配していたのか?」
「だって…」
「それなら全然心配ない。
俺の会社の社員は一人を除いて
全てルナと同じ様な
人達ばかりだから。」
「えっ?」
「ま、直ぐに分かるよ。」
龍は笑って言った。
ルナは不思議そうな顔をしていたが
それでも龍を信じるより他はなかった。
「さて荷物は整理出来たかな?」
「うん、荷物自体は
少ししかないから…
後は下着を
整理すれば良いだけです。」
「へぇ~、ルナって結構色っぽい
下着を沢山持っているんだね。
どれどれ…こんなTバッグも。
エロイ!」
と、龍はルナのパンティーを
わざと広げてみせた。
「龍さんのエッチ!!
いつもこんな下着つけている
訳ではないですよ。
たまたまこれはデリの仕事で
使うからって…
だから持っていただけで、
決してそんな気持ちが
ある訳ではないんです。」
ルナは顔を真っ赤にしながら
龍から下着を奪い返す。
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