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妄想ワンコワールド~あまあまワンコの調教日記
第4章 お預け

歩いていると、額に脂汗がにじんできたのがわかった。ようやく冷蔵庫のところまで来たけれど、飲み物を選ぶ余裕などあるはずもなく、お水とお茶のペットボトルを1本ずつ取って戻ろうとしたところで、近くにいた人のよさそうな年配の女性店員に、
「お客様、大丈夫ですか?具合でも悪いのですか?」
と声をかけられてしまった。内心、焦りながらも、大丈夫です、と答えようとした瞬間、後ろから肩を抱かれて飛び上がりそうになってしまった。
「あ、俺の連れですので、大丈夫です。すみません。」
聞き慣れた、ご主人様の声に、泣きそうになった。抗議と安堵の入り交じった涙目でご主人様を見つめると、
「ミク、よくがんばったな。もう車に戻っていいよ。」
と小声で言って、あたしの手からペットボトルとお金を引き取り、代わりに車のキーを渡してくれた。あたしはさっきまでの動きが嘘だったかのように、ダッシュで車に駆け込んだ。
「お客様、大丈夫ですか?具合でも悪いのですか?」
と声をかけられてしまった。内心、焦りながらも、大丈夫です、と答えようとした瞬間、後ろから肩を抱かれて飛び上がりそうになってしまった。
「あ、俺の連れですので、大丈夫です。すみません。」
聞き慣れた、ご主人様の声に、泣きそうになった。抗議と安堵の入り交じった涙目でご主人様を見つめると、
「ミク、よくがんばったな。もう車に戻っていいよ。」
と小声で言って、あたしの手からペットボトルとお金を引き取り、代わりに車のキーを渡してくれた。あたしはさっきまでの動きが嘘だったかのように、ダッシュで車に駆け込んだ。

