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妄想ワンコワールド~あまあまワンコの調教日記
第5章 お散歩

公園だと思ったところは、大きな植物園だった。明け方まで雨が降っていたのと、今にも降りだしそうな曇り空で、園内に人はほとんどいなかった。あたしは内心、胸を撫で下ろしていた。それを見透かされたかのようにご主人様は、
「これだけガラガラなら、人目もそんなに気にしなくていいだろ?ワンコ、首を出しなさい。お散歩なんだから、首輪は必須だよ。」
と言った。あたしが上を向いてできるだけ首を伸ばし、髪を束ねて邪魔にならないようにすると、ご主人様はいつものように赤い首輪をあたしの首に回し、一番奥の穴で固定してくださる。ご主人様に、あたしの自由を全て差し出す儀式。甘美で切ない、あたしの大好きな瞬間。
「これだけガラガラなら、人目もそんなに気にしなくていいだろ?ワンコ、首を出しなさい。お散歩なんだから、首輪は必須だよ。」
と言った。あたしが上を向いてできるだけ首を伸ばし、髪を束ねて邪魔にならないようにすると、ご主人様はいつものように赤い首輪をあたしの首に回し、一番奥の穴で固定してくださる。ご主人様に、あたしの自由を全て差し出す儀式。甘美で切ない、あたしの大好きな瞬間。

