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貸し出し遊戯
第23章 悪女の魅力
躯を上から吊られたように伸ばし、長い髪を後ろで束ねるようにまとめ、
その細いうなじから腰へと悠介の視線が流れるように、両の手を頭の後ろで悩ましげに組ませた。
蘭はセクシーにフェロモンたっぷりに躯を開く蝶になり、悠介の茂みに遊んだ。
脚を大きく開き股を広げて晒し、中腰で「ねちゃっ、ねちゃっ」と、勃起した逸物を粘着かせながら出し入れさせ、自分勝手に悦楽の花園に酔いしれる。
そのいやらしい女の匂いの充満した部屋。
くびれから膨らむ丸い臀が上下に、また前後に揺れ、妖しくくねり、
腰をあげた蘭はその怒張した逸物を「ヌチャヌチャ」言わせながらはしたなくシゴく。
桃色の吐息を洩らし、淫らにむせ返るような色香を撒き散らす悪女のような蘭の振る舞い。
それは魔物とされる魅惑の女体そのもので、悠介に男が潜在的に持つ悪女への憧憬のようなものを思わせた。
悪いものやスリルへの憧れは男の中では常にあり、悠介にいずれ通らなければならない道だと思った思春期の頃を思い起こさせた。
蘭の後ろ姿に若い頃の胸を締め付けるような焦燥感を思い出し、悠介は甘美な刺激を脳に感じた。
血流が増した逸物は血管が浮きだし、更に怒張を強め、その硬さも増した。
怒張した逸物を天へとおっ勃て、悠介は蘭の腰を強引につかみ、下から一気に突き上げた。