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貸し出し遊戯
第24章 エネルギー交換
見頃だと告げるように顎をあげ、秘所からふつふつと沸き上がる熱のうねりが、
零れるような熱い吐息を洩らした。
昇りゆくように頭をもたげた蘭は、深い立ち上るようなときめくエクスタシィーに身を染めていた。
蘭は膣の奥に悠介のモノを感じながら、プラグを差し込まれたコンセントを思った。
今、自分の躯から放たれているエネルギーのオーラが悠介に伝わればいいと・・・
悠介は、蘭が顎をあげうっとり天を仰ぐ様子をみて、部屋の空気が一気に柔らかに明度があがったことに気付いた。
それまで味気なかった部屋が、香りに包まれるように華やぐことを。
頑なな蕾が柔らかになり、そして徐々にほころびをみせ、
やがて静かにゆっくりと花開き、その場を制してしまうほど匂い立ち、引き立てる。
悠介は、蘭の膣の肉壁に巻き付かれ、ペニスを持ち上げられ若返るような感覚の中、
ロビーで待つ蘭に声を掛けた時のことを、脳襄に蘇らせていた。